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和食、洋食、中華、どんな料理にもしっくりくる、しめじ。
お値段もお手頃ですし、便利な食材ですよね~。
我が家の冷蔵庫にも、たいていしめじは入っています。
便利な食材と称えておきながらアレなんですが、しめじを使い忘れることも多々ある、私・・。
ほら、あのー、しめじって「しめじをメインに料理を作ろう」と思って買うよりも、何となくカゴに入れて買うことが多いですよね?(あれば使うだろう的な)
で、冷蔵庫の奥に鎮座しているしめじを発見して、ハッとなる。
「これは・・いつのしめじさん?腐ってない?しめじって腐るとどうなるんだっけ?」と。
・・はい、そこで今回は、しめじは腐るとどうなるのか、腐ったしめじの簡単な見分け方を調べてみました。
あなたのそのしめじさんは、食べれる?食べれない?
一緒に見ていきましょう。
・しめじは腐るとどうなるのか、簡単な見分け方
・腐ったしめじを食べたらどうなるのか
・しめじを解凍して臭いのは腐ってるのか
・しめじの賞味期限や保存方法、2週間や1ヶ月でも食べれるのか
・美味しいしめじの選び方
・しめじの栄養
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目次
しめじは腐るとどうなる?見分け方で簡単なのはコレ!
しめじは腐るとどうなるのか、その見分け方を
・見た目や触った様子
・臭い
・味
に分けて見ていきましょう。
腐ったしめじの見分け方①見た目や触った様子
しめじは腐ると見た目や触った様子に変化が表れます。
出来ればこの段階で「腐ってる!」と、気付きたいものですよね。
しめじは腐ると
・全体的に湿っぽい感じなる
・触るとぬるぬるしている(ぬめりが出ている)
・粘りが出ている
・溶けている
・カサに触ると簡単に崩れる
・水っぽくてべチャッとしている
・萎びている
・石突きが茶色くなっている
・袋に水が付いている(袋に水が貯まっている)
・カビが生えている
などになります。
しめじは袋に入った状態でも生き続けていて水分を放出しているので、長時間袋に入ったままだと袋内に水分がたまってしまうんです。
そして、この水分の湿気によって、さらにしめじが腐るという負のスパイラルに(_ _|||)
後程詳しく解説しますが、しめじは袋のまま保存するのはNGですし、袋に水がたまっていたら古いしめじの可能性が大なので注意をしましょう。
白いカビみたいなものがついてるしめじは腐ってる?
しめじのカサの部分や表面に、白いふわふわとしたカビみたいなものがついていることがあります。
見た目がまさにカビなのでドキッとしてしまいますが、これは「気中菌糸」といって食べることができます。
しめじが子孫を残そうと出している菌糸(=しめじの一部)になるので、食べることはできるんです。
ただ、この気中菌糸が出てきたということは、傷み始めているというサインでもあるので、できるだけ早めに食べるのが◎。
あと、本当に気中菌糸なのか、はたまたカビなのかの判別に迷ったら・・
・白いフワフワがしめじの一部だけに付いている=気中菌糸
・しめじと一体化している=気中菌糸
・白いフワフワがしめじ全体についている=カビの可能性大
・白いフワフワ以外に先ほどの「腐るとどうなる」の項目に当てはまるものがある=カビの可能性大
になりますよ。
気中菌糸なら食べれるとはいえ、何となく抵抗がある方は(はい、私ですw)、しめじは水洗いはNGなので、キッチンペーパーなどで拭いて落としてから調理するようにしましょうo(^-^)o
腐ったしめじの見分け方②臭い
見た目や触った様子で腐っているかどうかが判断できなかったら、ちょっと臭いを嗅いでみましょう。
しめじは腐ると臭いがどうなるのかというと
・酸っぱい臭いがする
・生臭い臭いがする
などになります。
本来しめじはオガクズのような臭いなどとも言われていますが、一度腐っていないしめじの臭いを嗅いで頭に入れておくと、見分けやすいかもしれませんよね♪
腐ったしめじの見分け方③味
しめじは腐ると味がどうなるのかというと・・
・酸っぱい味
・生臭い味
になります。
しめじを口にして酸っぱかったり生臭かったりしたら、飲み込んではNG!
ペッと吐き出すようにしたいところです・・・が!
万万・・万が一、うっかり腐ったしめじを飲み込んでしまった場合どうなるのかも、次の項目で紹介しておきますね。
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腐ったしめじを食べたらどうなる?
腐ったしめじを食べてしまった場合
・下痢
・腹痛
・発熱
・嘔吐
などの食中毒の症状が起こる可能性があります。
もし、これらの症状が見られたら、むやみに下痢止めなどを飲まずに体内から悪いものを出し切ることが大切!
プラス脱水を予防する為、水分補給をしっかりするようにしましょう。
その後、体調の様子を見ながら
・経口補水液、スポーツドリンクを飲む
・味噌汁や野菜スープを飲む
・お粥やおじやを食べる
などをしていくようにしましょう。
しめじなど腐ったきのこ類の食中毒症状は、けっこうキツイのだとか(;;)
できれば口にする前に目や鼻を効かせることが大切!
しっかりチェックして判別できるようにしましょう。
こんな場合は病院へ
腐ったしめじを食べて、症状が重い場合、例えば
・下痢や嘔吐が続く
・血便や血尿、吐血
・尿障害
・高熱が続く
・意識が朦朧
などの場合は病院を受診するのが◎
あと、
・お子さん
・妊産婦さん
・高齢の方
・病中病後などで免疫力が低下している方
は、早急に病院を受診してくださいね。
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しめじを解凍して臭いのは腐ってる?
「しめじを冷凍保存し、いざ使おうと解凍したら、ん?臭い!」
これ、意外と「あるある」なんですが、解凍後に臭いしめじは腐っているわけではありません。
あ、とはいえ、先程見てきた「腐るとどうなるのかの見分け方」に該当する様子があったら腐っていますよ。
例えば、その臭いが「酸っぱい、生臭い」だったら腐ってますし、見た目が茶色かったりぬるぬるしていれば腐っています。
そうでなければ腐っているわけではなく、解凍後のしめじが臭い原因は、解凍することで水分と一緒に「テンペル」と呼ばれる苦み成分が流れ出てくるからなんです(ついでに栄養も流れ出ちゃう( ᐪᐤᐪ ))
なので、しめじを冷凍した場合は、解凍せずに凍ったまま調理するのが◎!
炒め物でも煮物でも、汁物でも凍ったまま加熱して調理するようにしましょう。
ちなみに、うっかり解凍してしまった場合は、料理酒などで炒めると臭みが和らぎますよ(*´ー`*)
冷凍方法が悪かった可能性もある?
そうなんです・・実は冷凍方法が悪くてしめじの風味が落ち、臭くなってしまうこともあるんです。
この場合のしめじも、食べることは出来るものの、風味や旨味が落ちているので美味しくない(残念・・( ᵕ_ᵕ̩̩ ))
しめじは、水や空気に触れることで劣化します。
しめじの冷凍保存方法は後程じっくり解説しますが、冷凍する際のポイントとしては
・水洗いをしない(気になる汚れはキッチンペーパーなどで拭き取る程度で)
・ジップ付きの保存袋などに入れたら、しっかり空気を抜く
・金属トレイなどに乗せて急速冷凍する(しめじが重ならないように置くのもポイント!)
などを注意すると、美味しく冷凍できますよ。
少しの手間で「NO臭い」のしめじをキープ!
旨味や風味、栄養も逃さず冷凍&解凍しちゃいましょう☆
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しめじの賞味期限や保存方法は?2週間や1ヶ月でも食べれる?
続いて、しめじの賞味期限や保存方法を見ていきましょう。
まず、結論としましては、購入してきたしめじは2週間や1ヶ月は食べることは出来ません(冷凍すれば大丈夫だけどね)
でね、しめじの袋には賞味期限が書かれてないでしょ?
これはなぜかというと、しめじなどのきのこ類、そして野菜や果物は、生鮮食品になり
「早く食べることが大前提」とされているので賞味期限の記載義務がないんです。
じゃ、何を目安に賞味期限とすればいいのかというと、適正な保存方法で保存しその保存方法で保存できる期間を目安に、先程の「腐るとどうなる」の見分け方を参考にするのが◎。
じゃじゃ、その保存方法は?というと、まず、大前提としてしめじを常温保存するのはNGで、しめじは冷蔵、または冷凍するのが◎になります。
でね、いつかのポイントを抑えることで保存期間が長くなったりもするので、おすすめの保存方法とその保存期間を紹介していきますね。
あ、そうそう。
いずれの保存方法も、しめじを洗ってはいけません。
先程も何度かお話ししましたが、しめじは洗うと旨味や風味が失われてしまいますので、汚れが気になる場合はキッチンペーパーなどで拭き取る程度にしましょう。
しめじの保存で大敵になるのは
・水気
・湿気
・乾燥
になりますよん♪
しめじの冷蔵庫での保存方法や保存期間
まず、しめじは購入時の袋やパックのまま冷蔵庫で保存すると、その保存期間は2日程になります。
・・って、短くないですか?!
私、買ってきたらそのままポンと冷蔵庫に入れていたんですが、この保存方法だと基本的には2日程しかもたない(正直、私はもうちょっと保存しっぱなしにしている気もするけど・汗)
そこで、すぐに使わない場合はひと手間かけて保存するのがおすすめで
1、しめじを袋から出して、水気や汚れがある場合はキッチンペーパーなどで拭き取る
2、石突をつけたままキッチンペーパーで包む
3、ジップ付きの保存袋に入れて、しっかり空気を抜く
4、冷蔵庫の野菜室に入れる
になり、この方法で保存することで保存期間が1週間程になります(だいぶ延びるね~)
キッチンペーパーで包む際、1回に使う分ずつ包めば、なお便利(「使いかけのしめじをどうするか問題」がなくなるしねw)
あと、最近石突きがカットされているしめじもありますが、このしめじの場合も保存方法は同じでOK。
すぐに使わない場合は、袋から出して同様の要領で保存するようにしましょう。
ただ、しめじには
・ぶなしめじ(一般的によくスーパーなどで見かけるしめじ)
・本しめじ(天然のしめじで高級品)
・はたけしめじ(カサが広く薄灰色や褐色)
・ひらたけしめじ(カサが平たく色が濃い)
などの種類があり、ひらたけしめじに限っては冷蔵庫で上記のように保存しても、保存期間が2~3日と短いので注意をしてくださいね。
いずれのしめじも保存中、こまめにキッチンペーパーをチェックして、濡れていたら交換するようにしましょう(しめじは水分&湿気&乾燥が大敵だからネ☆)
しめじの冷凍庫での保存方法や保存期間
先程、しめじの冷凍保存や解凍する際の注意点はご紹介しましたが、しめじは冷凍することも可能で冷凍することで保存期間が1ヶ月程になります。
保存方法は
1、しめじを袋から出して、水気や汚れがある場合はキッチンペーパーなどで拭き取る
2、石突きをカットして1~2本ずつに分ける
3、ジップ付きの保存袋に入れてしっかり空気を抜く
4、冷凍庫に入れる(金属トレイに乗せて急速冷凍するのが◎)
5、1時間ほどたったら、一度袋の上から軽くもむ(パラパラになるので使いやすさがアップ)
6、再び冷凍庫に入れる
実は、しめじなどのきのこ類は、冷凍することで細胞が壊れて
・旨味
・栄養
が、アップするんですって(わ~い♪)
長く保存できるようにもなるうえに、旨味も栄養もアップしちゃうんだからしめじの保存は冷凍保存が◎。
私もきのこ類は冷凍保存することが多いんですが、しめじだけでなくえのきやシイタケ、舞茸、エリンギなど全てミックスして冷凍すると、色んなきのこの旨味が合わさって美味しい&便利で重宝しますよ(*´▽`*)❀
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しめじは干すのもおすすめ!
しめじは干して保存するのもおすすめで、干したしめじの保存期間は
・常温で:3週間程
・冷蔵庫:1ヶ月程
になります。
方法は
1、しめじの石突きをカットして1~2本ずつに分ける
2、ザルやネットなどに重ならないように並べる
3、日光が当たる風通しの良い場所で3~5日程干す
4、ジップ付きの保存袋、または密閉容器に入れる(乾燥材も入れておくと◎)
使い方は水に10分程浸けて戻せばOK。
戻した水にも旨味や栄養がたっぷりふくまれているので、戻し汁こと調理に使うのがおすすめ!
しめじは太陽にあてることでビタミンDが増えて
・風味が強まる
・旨味や栄養が濃縮されるので美味しくなる
などのメリットもあるんですよ♡
これは、干さなきゃもったいない・・ってことで、便利な干しネットのご紹介~
3段になっているメッシュの干しネットです。
1段目はしめじ、2段目はフルーツ、3段目は根菜・・などと分けて干してもいいかも。
S字のフックが付いていて、簡単に引っかけることができるので使い勝手もgood。
プラスしっかり覆われているから埃や虫が寄りつく心配もない!
安心便利なネットで旨味たっぷりの干ししめじを作っちゃいましょう。
上手に干ししめじを作る自信がない・・そんな方はこちらの「乾燥しめじ」もおすすめ!
奈良県吉野産の「吉野乾しめじ」です。
しっかり乾燥されているので旨味&栄養成分がギュと濃縮されている上に、添加物や保存料、調味料等は使われていない安心&安全なしめじになります。
煮物や汁物、鍋物などは戻さずそのまま煮込んでOKで、揚げ物や炒め物はお湯で5分程戻せばOK!
使い勝手抜群の美味しい乾しめじをたっぷり味わっちゃいましょう╰(*´︶`*)╯♡
調理して保存するのもアリ!
しめじを調理し、常備菜にして保存するのもおすすめです。
例えば
・マリネ
・塩漬け
などで、いずれも1週間程日持ちしますよ。
レシピをご紹介しますね
しめじのマリネ
1、しめじ(1袋強)の石突きをカットしバラバラにほぐす
2、沸騰したお湯で茹でる(1~2分)
3、ザルにあげてお湯を切る
4、熱いうちにマリネ液(お酢大さじ2、オリーブオイル大さじ2、塩小さじ1/2、砂糖小さじ1)に漬ける
翌日以降が食べ頃♪
市販のマリネ液を使えばもっと簡単ですよね。
お好みで鷹の爪を入れても美味しい(大人の味になる◎)
サラダにトッピングしたり、パスタの具、お肉や魚のソースなどにおすすめですよ☆
しめじの塩漬け
1、しめじ(1袋強)の石突きをカットしバラバラにほぐす
2、沸騰したお湯で茹でる(1~2分)
3、ザルにあげてお湯を切る
4、しめじの重さの5%の塩をまぶして密閉容器に入れる
5、冷蔵庫で1日以上寝かせておく
こちらもサラダのトッピングにパスタ、酸味がないので炊き込みごはんやうどんのトッピングにしてもOK。
便利なしめじの常備菜、ぜひ作ってみてくださいね(*´︶`*)
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美味しいしめじの選び方はコレ!
続いて紹介するのは、美味しいしめじの選び方!
新鮮で美味しいしめじの見分け方を紹介したいと思います。
新鮮で美味しいしめじは
・カサが小ぶり
・カサが閉じている
・カサの色が濃い
・弾力やハリがある
・軸が太い
・軸が短い
・全体がしっかりまとまっている(バラけていない)
・パックや袋内に水滴が付いていない
カサが小ぶりなしめじの方が美味しいとは、驚きですよね。
私は、なんでも大きい方を選びたくなるタチなんですが(笑)、しめじの場合それはNG。
小ぶりで丸みを帯びているカサのしめじが、美味しくて新鮮なんですよ(●´∀`●)
しめじの栄養は?
しめじには私達の体に嬉しい栄養がたっぷり!
しめじが持っている栄養とその効果を紹介しますと・・
・ビタミンB1:糖質の代謝をサポート、脳や神経系の働きをサポート、疲労回復
・ビタミンB2:脂質の代謝をサポート、皮脂の分泌調整、肝機能強化、デトックス効果
・ナイアシン:三大栄養素の代謝をサポート、皮膚の発育、消化器系の働きを促進、アンチエイジング、デトックス効果
・食物繊維:腸内環境改善、便秘改善、コレステロール値の抑制、動脈硬化予防
・ビタミンD:カルシウムやリンの働きをサポート、免疫力アップ、新陳代謝アップ
・カリウム:体内の塩分濃度調整、むくみ予防、酵素の働きをサポート、高血圧予防
・オルニチン:肝機能強化、新陳代謝アップ、美肌効果
ねね?!かなりしめじってブラボーでしょ?!
ビタミンDは油と一緒に摂ると吸収率がアップするので、炒め物などにすると◎。
ただ、ビタミンDは摂り過ぎてしまうと「高カリウム血症」を引き起こす可能性があるので注意も必要。
通常の食事で摂る分には心配はいらないと言われていますが、サプリなどでビタミンDを摂取している方は注意をしてくださいね(⑅•ᴗ•⑅)
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まとめ
しめじは腐るとどうなるのか、簡単な見分け方を見てきました。
<腐ったしめじの見分け方>
・しめじが腐ると見た目や触った様子はどうなるのか
・全体的に湿っぽい感じなる
・触るとぬるぬるしている(ぬめりが出ている)
・粘りが出ている
・溶けている
・カサに触ると簡単に崩れる
・水っぽくてべチャッとしている
・萎びている
・石突きが茶色くなっている
・袋に水が付いている(袋に水が貯まっている)
・カビが生えている
・しめじが腐ると臭いはどうなるのか
・酸っぱい臭いがする
・生臭い臭いがする
・しめじが腐ると味はどうなるのか
・酸っぱい味
・生臭い味
栄養や旨味がたっぷりなしめじですから、きちんと保存して腐らせることなく期限内に食べるのが◎。
「怪しいな」と感じるしめじは、口にする前にしっかりチェックして見分けるようにしましょう。
私的には、しめじなどのきのこ類は冷凍してしまうのがおすすめ!
ほ~んとに便利ですので、ぜひ冷凍しめじを常備してゆっくり無駄なくしめじを楽しんで下さいねヾ(´︶`*)ノ♬
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