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先日、冷蔵庫に入れていた舞茸を取り出した際「あれ?舞茸って、こんな水っぽかったっけ?」なんだかやけに水っぽい感じがしたんです。
「いやいや、舞茸がこんなに水っぽいわけ、ないよねー」
何度も触りながら考えた結果「この舞茸は、腐ってるかも!」そう、結論を出して、その舞茸は処分したんですけどね、これって正解だった?
舞茸が水っぽいのって、本当は食べれたりして・・。
・・と、と~っても気になってモヤモヤするので、水っぽい舞茸について、調べてみることにしました(`・ω・´)ゞ
舞茸が水っぽいには食べられる?舞茸は腐るとどうなるの?
一緒に見ていきましょう。
・舞茸が水っぽいのは食べられるのか
・舞茸は腐るとどうなるのか
・腐った舞茸を食べたらどうなるのか
・舞茸にカビが生えているのは食べられるのか
・舞茸が苦いのは食べれるのか
・舞茸の賞味期限や保存方法
・舞茸は洗うか、洗わないか
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目次
舞茸が水っぽいのは食べられる?
舞茸が水っぽいのは食べられるのか、この答えは「水っぽい舞茸は、基本的には食べられない」になります。
舞茸は鮮度が落ちてくると
ハリがなくなる→内部が腐って水分が出てくる→水に触れたわけでもないのに、水っぽい舞茸になる
という状態へ変化していきます。
水っぽい舞茸であればあるほど、腐っている進行度が進んでいて、
・触るとグチュグチュする
・触ると簡単に潰れる
・繊維が溶けている
・パック内に水滴がついている
などは、食べては絶対NGになります。
特に、舞茸をパックのまま保存している場合は、パック内で蒸れてしまうので、ますます腐ってしまうので要注意(舞茸の正しい保存方法については、後程詳しく~)
舞茸の一部分だけが少し水っぽい程度であれば、食べることは出来るとも言われていますが、味が落ちているので食べないほうが◎
次に紹介する「舞茸が腐るとどうなる」をチェックし、もし、水っぽい以外にも腐っている様子が見られたら、食べずに必ず処分してくださいね(*•ω•*)
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舞茸は腐るとどうなる?
舞茸は、腐ると「水っぽい」以外にも、様々な変化が生じます。
具体的には
・匂いが変わる
・カビが生える
・ぬめりが出る
・黒ずむ
・崩れやすくなる
など。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
舞茸は腐ると「匂いが変わる」
舞茸は腐ると
・ツンと鼻をつくような匂い
・酸っぱい匂い
・アンモニアの匂い
など、あきらかに「舞茸ではない」と感じる匂いを発するようになります。
調理前、調理後、いずれもこれらの匂いがしたら、その舞茸は腐っている証拠!
諦めて処分するようにしましょう。
舞茸は腐ると「カビが生える」
どんな食べ物もそうですが、舞茸も腐るとカビが生えてきます。
舞茸は腐ると
・全体に白いカビが生える
・緑や黒っぽいカビが生える
などになり、これらのカビが生えていたら、食べてはNG!
処分するようにしましょう。
ただ、舞茸などのきのこ類は、カビによく似た「白っぽいふわふわとした菌糸」がつくことがあります。
これはカビではなく「気中菌糸(きちゅうきんし)」という、舞茸自身が出した菌になり、舞茸の一部になるんです。
で、この気中菌糸であれば、舞茸の一部なので食べることができますし、気になる場合はキッチンペーパーなどで拭き取れば、簡単に落とすこともできます。
ですが、気中菌糸が出ている時点で
・腐り始めている
・味が落ちて美味しくない
舞茸になり、さらに気中菌糸なのか、カビなのかの見分け方が難しいんです。
見分け方の目安としては
・舞茸自体が新鮮そのもので、カサの一部だけに白い物がついている→気中菌糸
・舞茸全体に白い物がついている→カビ
・キッチンペーパーで拭き取っても取れない→カビ
・匂いがおかしい、水っぽいなど「腐るとどうなる」に当てはまる様子がある→カビ
になりますが、心配な場合は、食べないほうが◎(味は落ちてるしね・・)
迷ったら、処分したほうが安心ですよ☆
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舞茸は腐ると「ぬめりが出る」
舞茸は腐ると、表面にヌメヌメとした「ぬめり」が出始めます。
通常、舞茸ってサラッとしていますよね?
その舞茸が、なめこやオクラのようにぬめりを持っていたら、腐っているサイン。
ぬめりが出ている舞茸は、たいてい水っぽいとも感じるはず。
舞茸を触って「水っぽい&ぬめってる」感じたら、速やかに処分してくださいね( •⌄• )◞
舞茸は腐ると「黒ずむ」
舞茸は腐ると、黒ずんでくるという特徴もあります。
っと、いいましても、もともと濃い茶色な舞茸なので、黒ずんでいても、気が付かない気もしますよね?
ところが、明らかに「おかしい」と感じるくらい、ガッツリ「黒ずむ」んです。
プラス、舞茸が黒ずんでいるということは、かなり腐っている状態になるので、匂いや触った感じなどにも変化が表れているはず。
黒ずんだ舞茸は、絶対に食べてはダメ!
即、処分してくださいね。
舞茸は腐ると「崩れやすくなる」
舞茸は、腐ると水っぽい状態にもなるんですが、逆に、中身がスカスカになることもあります。
舞茸って、そもそも簡単に手で崩すことができる食材ではありますが、腐っている舞茸は、これとは比じゃないくらいに崩れてしまうんです(「ちょっと触れただけで、ポロッ」的なw)
いつもと違う・・そう感じたら、表面的には問題がなくても、中身がスカスカで腐っている可能性が大!
食べないほうが安心ですよo(。・‧̫・。)o
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腐った舞茸を食べたらどうなる?
腐った舞茸を食べてしまった場合、食中毒を引き起こす可能性があります。
脅かすわけではありませんが、実は、舞茸などのきのこ類の食中毒は、かなりツライのだとか(((;´•ω•`;)))
症状としては、下痢や嘔吐、腹痛、発熱になります。
もし、うっかり腐った舞茸を食べて、これらの症状が出てしまった場合どうすればいいのか、その対処法も合わせて紹介させて頂きますね。
舞茸を食べて食中毒の症状が出てしまった場合の対処法
舞茸を食べて、下痢や嘔吐、腹痛は発熱などの症状が出た場合
・むやみに下痢止めなどを飲まず、悪いものを出し切る
・脱水症状を予防する為、水分補給をする
ことが、大切です。
その後、回復して来たら
・スポーツドリンク
・経口補水液
などを飲み、さらに回復して来たら
・味噌汁
・野菜スープ
などを飲み、さらに回復してきたら
・おじや
・おかゆ
・りんご
など、消化にいいものを、体調の様子と相談しながら、食べるようにしましょう◎
ただ、症状が重い場合、具体的には
・下痢や嘔吐が続く
・血便や吐血、血尿
・尿障害
・意識朦朧
・衰弱
・高熱が続く
などの場合は、病院を受診し、特に
・高齢の方
・小さなお子さん
・妊娠中の方
・病中病後で免疫力が低下している方
は、症状が重くなくても、病院を受診してくださいね(*´ー`*)
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舞茸にカビが生えているのは食べられる?
結論を先に申しますと「舞茸にカビが生えていた場合、食べては絶対にNG」になります。
よく「カビの箇所だけ取ればOK」とか「火を通せばOK」とかって、聞きますが、いずれも食べてはNG!
その理由は
・カビの箇所だけ取る→カビは目に見えない、舞茸の内部までに浸透している可能性があるので、食べてはNG
・火を通す→熱に強いカビも存在するので、食べてはNG
になります。
カビって、けっこう怖いんです。
カビが生えている舞茸とは、潔く「サヨナラ~」・・処分してくださいね( ´ω` ):
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舞茸が苦いのは食べれる?
舞茸が苦い場合、考えられる原因としては
・舞茸の石突の部分を食べた
・舞茸のえぐみ
であることが考えられるので、食べられます。
あ、一応、先程の「腐るとどうなる」に、当てはまるものはないか、しっかりチェックしてくださいね。
で、「腐るとどうなる」に当てはまるものがなければ、この2つが苦みの原因になると考えられるので、食べることはできます!
とはいえ、この苦みが嫌な方は、舞茸の石突は取り除けばOKですし、えぐみの場合は下茹ですれば◎
方法は
1、舞茸の石突を取り、食べやすい大きさにほぐす
2、鍋に舞茸と、舞茸がかぶるくらいの水を入れる
3、沸騰しない程度の火加減で煮る
4、茶色い煮汁が出たら、ザルにあげる
になります。
ただ、この茶色い煮汁ってポリフェノールを含む、体に嬉しい栄養になるんです。
なので、できれば煮汁を逃すことなく頂きたいですよね?
そんな場合は
・バターやごま油で炒める
・舞茸以外のきのこ類を何種類か合わせて調理する
ことで、苦みが軽減されることもあるそう。
色々チャレンジして、食べやすい方法で調理してみてくださいね(*˘︶˘*).。.:*♡
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舞茸の賞味期限や保存方法!
舞茸には、賞味期限や消費期限の記載はありませんよね?
これは、舞茸が生鮮食品で生ものになり「できるだけ早めに食べることが望ましい」食品になる為、期限が設けられていないんです。
じゃ、実際、舞茸は購入後どれくらい日持ちするのかといいますと、保存方法によって異なります。
具体的には
・常温保存:舞茸の常温保存派NG(夏場はもちろん、冬場でも暖かい部屋だと数時間で腐ることがある)
・冷蔵保存:3~4日程
・冷凍保存:1ヶ月程
・干して保存:1ヶ月程
になります。
そう、舞茸は常温保存がNGなんです・・ってことで、舞茸の正しい保存方法、冷蔵保存と冷凍保存、干して保存を詳しく解説させて頂きますね♪
舞茸の保存方法「冷蔵保存」
舞茸を冷蔵庫で保存する際は、まず大切なのは「購入時のパックから出して冷蔵庫に入れる」のが基本になります。
舞茸は、収穫後も成長し続けているので呼吸をしているんですが、パックに入れたままだと、舞茸の呼吸で水分が籠って、パックに水滴がついてしまうんです。
で、水に弱い舞茸は、その水滴によって、腐ってしまうんですねー。
なので、もし、どうしてもパックごと冷蔵庫に入れる場合は、パックに爪楊枝などでいくつか穴を開けるのが◎。
そうすることで、パック内に水分が籠ることを防げるんですよ。
ただ、これはあくまで応急処置的な保存方法、正しい保存方法は
1、舞茸に汚れや水分がついていたら、キッチンペーパーや布巾などで拭き取る
2、舞茸をキッチンペーパーで包む
3、ジップ付きの保存袋に入れる
4、冷蔵庫の野菜室に入れる
になります。
キッチンペーパーで包むことで、舞茸が発する水分をしっかり吸収できるんです◎
ひと手間かけて、舞茸を美味しく長持ちさせちゃいましょう(๑•᎑•๑)
舞茸の保存方法「冷凍保存」
舞茸は、冷凍庫で保存することも可能です!
しかも、舞茸などのきのこ類には「グアニル酸」という、旨味成分を作りだす酵素が含まれているんですが、冷凍することでこの酵素が壊れるんです。
で、壊れた酵素は、働きが活発になるので
・旨味がアップする
・栄養価がアップする
というメリットがある♪
しかも、日持ちがうんと長くなるんだから、これは「冷凍しなきゃ損」ですよね~。
冷凍保存方法は
1、舞茸に汚れや水分がついていたら、キッチンペーパーや布巾などで拭き取る
2、舞茸を食べやすい大きさにほぐす
3、ジップ付きの保存袋に入れて、しっかり空気を抜いて平らにする
4、冷凍庫に入れる(金属トレイなどに乗せて急速冷凍するのが◎)
になります。
私は、舞茸だけでなく、しめじやエリンギ、えのき、しいたけなど数種類のきのこを混ぜ合わせてオリジナルの「冷凍きのこミックス」を作っています。
色んな種類のきのこを合わせることで、味に深みが出るので、とってもおすすめですよ。
使う際は、解凍してしまうと水気が出てベチャっとなるので、冷凍のまま加熱調理をしてくださいね( •̀ᴗ•́ )و
舞茸の保存方法「干して保存」
舞茸は、干して保存&使うこともできるんです。
干すことで、
・ビタミンDがアップ
・香りアップ
・旨味アップ
・栄養アップ
など、これまた嬉しいメリットが◎
方法は
1、舞茸に汚れや水分がついていたら、キッチンペーパーや布巾などで拭き取る
2、舞茸を食べやすい大きさにほぐす
3、カゴやザルなどに重ならないように並べる
4、風通しのいい日あたりで、3~5日程干す
5、ジップ付きの保存袋に入れて、冷蔵庫で保存する
になります。
意外と簡単ですよね?
カゴやザルで干せばいいのですが、こういう干し野菜用のネットで干せば、もっとgoodかも~
自宅で手軽に干し野菜ができる「3段ネットの干し網」になります。
しっかり囲いがあるので、埃や虫がつく心配がナシ!
引っかけられるので、場所を取らないのも嬉しいですよね~(しかもデザインが可愛い♡)
使わない時はコンパクトにたためるので、収納時も便利。
3段あるので、舞茸以外の野菜やフルーツを干しても楽しいかも。
便利で可愛い干しネットで、旨味や栄養がギュッと濃縮された干し舞茸を作ってくださいね☆
干した舞茸を使う際は、水で戻してから使うんですが、この戻した水にも栄養が旨味が含まれています。
調理する際は、この戻し汁ごと使っちゃいましょう٩(*´꒳`*)۶°˖✧
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舞茸は洗う?洗わない?
舞茸を調理する際、洗うか、洗わないか、皆さんはどうされていますか?
正解は「舞茸は洗わない」になります。
舞茸は、水で洗ってしまうと、栄養や風味が流れ出てしまうので、洗ってはNGなんです。
汚れが気になる場合は、キッチンペーパーや布巾を濡らし、固く絞って拭き取るのが◎。
特に、保存する前に水で洗うには、絶対にダメ!
舞茸は水に弱いので、少量の水がついただけで、腐るスピードが速まってしまうんですよ。
汚れがある場合は、やはりキッチンペーパーや布巾で拭き取って、保存するようにしましょう(﹡ˆᴗˆ﹡)
まとめ
舞茸が水っぽいのは食べられるのか、舞茸は腐るとどうなるのかを見てきました。
<舞茸が水っぽいのは食べられる?>
水っぽい舞茸は腐ってる、または腐り始めている為、基本的には水っぽい舞茸は食べられない
<舞茸はくさるとどうなる?>
舞茸は、腐ると「水っぽい」以外に
・匂いが変わる
・カビが生える
・ぬめりが出る
・黒ずむ
・崩れやすくなる
などの変化が表れる
水っぽい舞茸は食べてはNG!
少しだけ水っぽい場合なら、食べられなくはないけど、味は落ちているとのことでした。
舞茸って、けっこうデリケートなんですねー。
主婦になって十数年の私、正直、パックから出して冷蔵庫に入れたことなんて、一度もなかったデス(いつもパックごと、冷蔵庫に突っ込んでた、反省w)
これらからは、パックから出して丁寧に保存♪
美味しい舞茸を、できるだけ長く安全に楽しみたいと思いま~す╰(*´︶`*)╯♡
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